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| [FFRRA-20090610] Microsoft WordのWorks for Windows 4 文書コンバータにおけるバッファオーバーフローの脆弱性 |
■ 報告日:
2007年8月11日
■ 公開日:
2009年6月10日
■ 対象OS:
Microsoft Windows
■ ベンダー:
Microsoft
http://www.microsoft.com
■ ソフトウエア名:
Microsoft Word
■ 影響を受けるバージョン:
Microsoft Office 2000
Microsoft Office XP
Microsoft Office 2003
2007 Microsoft Office System
■ ベンダー:
マイクロソフト
http://www.microsoft.com
■ Upcoming Advisory 番号:
FFRUA-20070811
■ 概要:
フォティーンフォティ技術研究所リサーチチームは、Microsoft Wordに含まれているWorks for Windows 4 文書コンバータ(WORKS432.CNV)にスタックベースのバッファオーバフロー脆弱性を発見しました。細工されたWorksファイル(wpsファイル)をWorks for Windows 4 文書コンバータがインストールされたOfficeアプリケーションで開くと、wpsファイル中に含まれる任意のコードが実行される可能性があります。
■ 詳細:
バッファオーバーフロー脆弱性は、Works for Windows 4 文書コンバータがwpsファイルに含まれるフォント名を処理する際に発生します。長いフォントサイズとフォント名を指定する事で、スタック上に確保されたローカルバッファをフォント名で上書きする事ができます。このため、リターンアドレスを上書きすることができ、任意のアドレスにジャンプすることができます。
wpsファイルには、以下に示すように利用フォント名がセットされます。
0F 54 69 6D 65 73 20 4E 65 77 20 52 6F 6D 61 6E
T i m e s N e w R o m a n
先頭の0x0Fはフォント名のサイズですが、この値を0xFF等大きな値にする事で、バッファオーバーフローが発生します。脆弱性発生箇所はmemcpy()であり、引数として指定されるコピー元バッファはフォント名、コピーサイズはファイル中に指定されたフォント名サイズとなります。バッファオーバーローが発生すると、ローカル変数エリアも上書きされアクセス違反の原因となりますが、攻撃者はこの問題を回避することが可能です。このため、ret命令実行時に任意のアドレスにジャンプさせることができます。
■ 深刻度:
高
■ 対象OS:
Microsoft Windows
■ 脆弱性情報の取り扱い:
本脆弱性は、情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイド」に従って処理されました。
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/
■ 対策:
以下のマイクロソフトセキュリティ情報を参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS09-024.mspx
■ 発見者:
鵜飼裕司
■ より詳細な情報:
FFR Prime Analysisサービスでは、
- 本脆弱性のより詳細な分析
- 攻撃案定性分析
- パッチ差分解析
など、より詳細な情報を提供しています。
http://www.fourteenforty.jp/services/index.htm
